屋久島観光 路線バスで巡る 大川の滝〜田舎浜

8月19日。
屋久島滞在2日目と3日目で当初予定していた縄文杉と白谷雲水峡トレッキングの両方とも消化してしまったので、予備日としていた4日目は全くのノープランでした。泊まっていた民宿のご主人に「どこかオススメな観光スポットはありますか?」と聞いたところ、それなら「大川の滝」に行ってみたら?とアドバイスを頂き、4日目はバスで大川の滝に行ってみる事にしました。

路線バスで大川の滝へ

大川の滝へは最初レンタカーを借りて行こうと思っていたのですが、前日に何件かレンタカー店に電話してもどこも空車が無いという状態。お盆を過ぎていたとは言え夏の観光シーズンで前日予約はやっぱりダメですね。諦めて路線バスで屋久島を巡る事にしました。

安房から大川の滝は屋久島交通の路線バスで約1時間かかります。安房から大川の滝まで行くバスは少なく1日に3本のみ。このうち午前中に到着するバスは1本しかありません。バスで大川の滝に行く方は必ず行きと帰りのバスの時刻を確認しましょう。この日は9:15分に合同庁舎前から大川の滝行きに乗りました。バスは途中JRホテルやいわさきホテルにも立ち寄ってくれます。屋久島の海や町並みをみながらのんびりとバスにゆられること1時間ほどで大川の滝に着きました。

大迫力の瀑布「大川の滝」は行く価値あり!

大川の滝のバス停で下車し、森の中へ続く細い道を歩いて行くと遠くで水の流れ落ちる音が聞こえてきます。滝から流れてくる川沿いに5分ほど進むと見えて来たのが轟々と音を立てて流れ落ちる大迫力の滝でした。道過去いろいろと日本各地や海外の滝なども見てきましたが、いや〜これはスゴい…。

大川の滝
ごつごつした岩場を登って行くと滝壺が見える位置まで行く事ができます。
屋久島 大川の滝
左奥に小さく映っているのが岩場に座っている人です。

約30分程見学しバス停に戻ります。AM11:00発のバスに乗らないとと次は15時まで帰りのバスが来ないのでバスで行く人は要注意です。バスを待っている間にバス停すぐ近くの橋の欄干から海を見る事ができました。この日の天候も非常に良く素晴らしい景色でした。バス停で待っている時にウェディングドレスを来て撮影をしている一団がいました。何かの雑誌の撮影だったのかな?

大川の滝バス停の近くより

屋久島のノマドカフェでランチ

11時発のバスに乗り込み来た道を戻ります。路線バスにゆられて青い太平洋を見ながら旅をする。日常の喧噪とはほど遠いこういう旅もなかなかおつなものですな(笑)

時間的にそろそろお昼だったので泥淵川というバス停で降りて、前もって下調べをしていた「ノマドカフェ」というオシャレなカフェに入りました。

屋久島 ノマドカフェ店内
店内ではポストカードやオシャレな雑貨も売っているノマドカフェのカオマンガイプレート1130円

先客は女性客4名。自分の後も女性客しかやってこない(汗 まぁ、このオシャレな店内でこの料理なら女性客が多いのも納得ですわ(笑) そんなお店に男一人でくる自分って…orz

ノマドカフェ

ランチメニューは2種類 Aプレートがカオマンガイ。Bプレートがバターチキンカレー。どちらも1130円でした。バターチキンにも惹かれるものがあったのですが、やっぱりタイ料理大好き人間としてはカオマンガイを選ぶしかないっ!!!

出て来たカオマンガイはこれまたオシャレな盛りつけ。いつも新宿の某タイ料理店でネイティブが作るカオマンガイを食べている自分としては幾分物足りなさは残るものの上品な味わいのカオマンガイでございました。男性客にはちょっと量が少ないかもしれませんね。女性にはちょうどいい量だと思います。

屋久島交通路線バスで田舎浜へ

ゆっくりとランチタイムを楽しんだ後に12:51分発永田行きのバスに乗り再び路線バスの旅へ。1時間半ほどで目的地の田舎浜に最も近いバス停「中野橋」で下車。バスの車掌さん曰く「田舎浜に行くなら中野橋下車が一番近い」そうです。田舎浜っていうバス停もあるからちょっとややこしいですね。

中野橋バス停から5分ほど歩くとすぐ田舎浜に着きます。田舎浜はウミガメの産卵でも有名な浜なんだそうです。一般的にこのエリアで海水浴をする場合は一湊海水浴場のほうがメジャーでシャワーなどの設備も整っているそうですが、田舎浜にあるのはトイレと自販機くらい。人影もまばらでした。

屋久島 田舎浜
ヤバイこれ…美しすぎる
屋久島 青い海と空がひろがる田舎浜
白砂と空と海のコントラストが素晴らしい

正直あまり期待してなかった田舎浜だったのですが、いや〜本当に来てよかった!。この日は天気にも恵まれて最高の景色を見る事が出来ました。ウミガメが産卵に来るだけあってとてもキレイな砂浜です。海水浴客も少ないので穴場的なスポットですね。一緒に路線バスに乗って来ていた外国人(フランス人)も感動していました。

屋久島の観光スポットをバスで巡るには?

実はこの日の出発前に合同庁舎前で「屋久島交通の1日乗車券」を購入していました。1日2000円で屋久島交通のバスに乗り放題というパスチケットです。路線バスで大川の滝や永田浜あたりまで行って帰ってくる人は1日パスを使った方がお得です。実際合同庁舎から大川の滝までは片道だけで1350円もかかるので、バスで行く場合は1日パスを購入したほうが良いですね。ただし、屋久島交通のバスではなく、まつばんだ交通のバスに乗る場合は別途料金がかかりますのでご注意下さい。

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