テント泊は男のロマンです。
山登りは3年前から始めて、関東近郊の山を日帰りで登りにいくようになりました。次第に「テント泊してみたい」と思うようになり、今年に入ってから徐々にテント泊用の装備を揃えて行きました。
そして、ついに先日初のテント泊デビューをしてきました。場所は地元茨城の名峰筑波山の中腹にある筑波高原キャンプ場です。
数年前数日前から緻密に事前調査をしていた僕は、ついにこの日計画を実行することにしました。筑波高原キャンプ場なんてぶっちゃけ最近まで知りませんでした(桜川市の方ゴメンナサイ)。最初にテント泊の場所をどこにするか…、いろいろ悩みました。「あまり難度の高くない山で、歩く距離が少なくて、なおかつ人が少ない静かな場所」という自分勝手極まりない要求を満たす場所を探すのに苦労しました。
車で裏筑波の湯袋峠へ
2013年5月10日(金)
金曜日、仕事を早めに切り上げて車で裏筑波に向かいます。自宅から1時間ちょっとで筑波山の北側にある湯袋峠付近の登山口につきました。
駐車スペースに車を置いて、登山口まで少し歩きます。
暫く道を下ると登山口です。案内板がありますが、注意していないと通り過ぎてしまいそうです。
辺りに人気は全くなく、鳥の鳴き声と沢の水音が聞こえるだけです。
登山道は整備されてはいますが、所々倒木がありました。この登山道は「関東ふれあいの道」と言うそうですが、僕以外まったく人がいないのでふれあうのは無理があります。
今回、初めてのテント泊ということで荷物は15キロほどです。2週間前にも薬王院ルートという別ルートで筑波山に登ったのですが、そのときはトレーニングのため16キロの荷物を背負って登りました。結果「僕には16キロ以上は無理だ」と悟りました。今の僕にとっては15キロという重さが一つの基準になりそうです。できればもっと軽くしたいのですが、一眼レフカメラや三脚などを入れるとどうしても15キロ越えてしまいます。
静かな登山道を進んで行きます。表筑波の登山道と違って全く人に会わないので静かに登りたい人はこちらのルートが良いですね。ただ、車じゃないとアクセスできないというのが難点ですが…。
登山道の途中にも所々道標があるのですが、そのどれもが「裏筑波野営場」と書いてあります。「筑波高原キャンプ場」の事なので間違えないように気をつけましょう。初めて来た人は戸惑ってしまうかもしれないですね。
筑波高原キャンプ場に到着
林道を暫く歩くと建物が見えてきます
このトイレの裏にある坂を登ると管理棟があります。
キャンプ場を利用するには事前に申込みが必要です。桜川市のWebサイトから申請用紙がダウンロードできるので、それに記入をしてメールで送ればOKです。サイト上では「FAXか郵送で」と書いてありますが、Eメールでも大丈夫でした。メールアドレスは申請用紙の中に書いてあります。
今回は持ち込みテントなので310円です。管理人さんに聞いたところ今日は僕一人だけとのことでした。
筑波高原キャンプ場ではじめてのテント設営
このキャンプ場は筑波山の中腹にあるので眺めが良いです。一番上の場所にテントを張る事にしました。テントはいろいろと悩みましたが、ダンロップのVS20というテントです。自立式で、ポールにフックをかけるとすぐにインナーテントを立ち上げる事ができます。初心者でも簡単!ゴールデンウィーク中に石井スポーツで10%引きセールをやっていたので、定価より結構安く買う事ができました。
インナーテントが立ち上がったらフライシートをかけます。ペグを打ち込むのに少し手間取りましたが20分程で設営完了。慣れればもっと早く出来そうです。
キャンプ場はコテージなどもあります。水場付近には薪が大量に置いてありました。
テントに戻って横になり、本を読んでいるうちにいつの間にか眠ってしまいました。気づいたら19時でした。
お腹もすいていたので、早速食事の用意をします。
テント泊初めての食事ですが、手軽に作れる棒ラーメンにしました。お湯をわかして鍋に投入!
棒ラーメンだとちょっと足りないので、フリーズドライの卵スープも作りました。お腹もいっぱいになってゆっくりしていると、テントに響く雨粒の音が…。今日の天気予報は夕方がら天気が下り坂だったので、ついに降り出したようです。雨の音を聞きながらKindleで読書をします。自然の中でゆったりと読書するのはなんとも贅沢な気分。
いや〜、本当にテント買ってよかったです(笑)
雨脚は次第に強くなってきましたが、テントの中は快適。疲れていた事もあって早めに就寝しました。
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