6月の週末に息子と筑波山近郊にある宝篋山(ほうきょうさん)に登って来ました!筑波山近郊にこのような山があることを知らなかったのですが、たまたま以前筑波山に行った時に、山頂で出会った方に教えてもらったのがこの「宝篋山」でした。登りやすく登山道の整備も行き届いており子連れでも大丈夫と聞いたので、息子を連れて行く事にしたのです。
宝篋山のルートは複数ありますが、今回は常願寺コースから登り、小田城コースから下ってくることにしました。ちなみに、以下のつくば市のサイトから宝篋山ハイキングマップをダウンロードすることができます。
常願寺コースから山頂をめざす
最初は平坦なあぜ道なので、息子も花をみつけたり昆虫をみつけたりして楽しそうに歩いて行きました。田んぼが終わると次第に森の中に入っていきます。
最初の頃は鼻歌を歌っていた息子も、次第に疲れてきたのか休憩する回数が増えてきます。登りの勾配も途中から急になってきました。どうしても息子だけだと登れない箇所は抱っこしたりしながら登ります。
この分岐からしばらくいくと尖浅間(とがりせんげん)というピークに出ます。ここに辿り着くまでがなかなか大変でした。息子も疲れてぐずってきてしまい「もう歩けない。疲れた」と言うばかり。それでもなんとか励ましつつ、休みつつ「尖浅間山頂」まで登る事ができました。
しばらく休んだ後、宝篋山の山頂を目指します。ここからは尾根を伝って行く感じなので、それほど急な登りはありませんでした。しかし、息子は相変わらず「疲れた」「もう歩けない」とぐずぐず繰り返し、遅々として前に進みません。それでも励ましたり、休憩をこまめにするなどして、最後は「山頂に着いたらお弁当を食べよう」とニンジンで釣ったりして、なんとか歩いていきました(苦笑)
山頂までもう少しという所でバイオトイレが設置されていました。しかし、登山客が多くなって使用回数が多くなってしまったためにバイオトイレとしての機能を果たしていないとかで使用禁止になっていました。その代わりに隣に簡易トイレが設置されていました。
山頂には大きな電波塔がありました。後で調べてみたら各放送局や国土交通省などの通信施設のようです。また山頂には山の名前の由来となった宝篋印塔というものがあります。これも後で調べてみたところ、ずいぶん歴史の古いもののようで「鎌倉時代中期頃」のものだそうです。
宝篋山 山頂に到着!
山頂は薄曇りでしたが、目の前には筑波山が見え、東側には霞ヶ浦もうっすらと見る事ができました。
帰りは小田城コースで
帰りは小田城コースで帰る事にしました。しかし、帰りのほうが大変でした(汗
息子が何度もぐずって、泣いて、もう歩けないと言い、それをなだめて、説得して、休憩してとかやっていたら、普通なら1時間20分で下れるところを、倍の3時間くらいかけて降りました(^_^;
朝の10時に駐車場を出発して、戻ってきたのが夕方4時過ぎでした。コースタイムのほぼ倍の時間かかりました。
宝篋山は家族向けハイキングにオススメ!
宝篋山は初めて登りましたが、コースも複数あって登山道もボランティアの方々によって整備されているため非常に登りやすかったです。頂上からの展望も良いので家族でハイキングするのにも良いと思いました。
うちの息子はこれまでにもロープウェイで山に登った事はありましたが、自分の足で登って降りるという経験をしたことがありませんでした。今回、初めて自分の力で山に登った事で自身にもなったようです。帰りの車の中で息子に「またお山に行きたい?」と聞いてみたら「また行きたい!」と答えていました(笑)
これからも息子を連れて無理せず「子連れ登山」を楽しんでいこうと思います。
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