[尾瀬]晩秋の燧ヶ岳登山 満天の星空に感動した旅 1日目

晩秋の燧ヶ岳登山 北関東の山

秋が終わる…それは冬山をやらない自分にとっては「登山シーズン」が終わる事を意味します。「今年の登山はこれで終わりか?…いやまだ行きたい」という気持ちが交錯します。週末の天気予報を見ていたら絶好の行楽日和。これは行くしかない!

関東から1泊2日のテント泊で行けて紅葉がまだ見られる場所と言ったら…まず思い浮かんだのが「尾瀬」
次の瞬間には愛用のカリマーのザックを手に取っている自分がいました。

大清水から尾瀬沼を目指す

2015年10月18日

前日の夜に自宅を出発し、下道で尾瀬の登山口である大清水を目指します。今回は大清水から尾瀬沼に行きそこから燧ヶ岳を目指すルート

大清水の駐車場には午前7時くらいに着きました。周囲の木々は真っ赤に色づいていました。大清水に車での林道も見事な紅葉でした。

AM 7:15 大清水発

テント泊装備を担いで大清水を出発します。朝日が横から差し込み木々がキラキラとより美しく見えました。

大清水付近の紅葉は丁度ピークを迎えている頃でした。

山々も紅葉していてとても綺麗です。
晩秋の尾瀬の山々
尾瀬沼対岸から燧ヶ岳を望む

AM 9:54 三平下

前回の白馬岳に比べると全然楽です。2時間弱で三平下に到着。尾瀬沼の向こうには燧ヶ岳が綺麗に見えました。

尾瀬沼周辺の草紅葉は10月中旬だともう終わりですね。枯れ草が一面に広がっていました。

3年越しの燧ヶ岳登山

AM 10:30 尾瀬沼ビジターセンター出発

天気が良かったので尾瀬沼ビジターセンターに荷物を預け燧ヶ岳に登ることにしました。実は燧ヶ岳に登るのはこれが初めてです。前回3年前に尾瀬沼に来た時は天候が悪く燧ヶ岳への登頂を諦めていました。3年後しのリベンジ登山です。

長英新道

尾瀬沼の北岸から長英新道に入って山頂を目指します。最初は樹林帯を抜けていきます。途中までは木道が整備されていますが、次第にぬかるみが多い悪路になってきます。

PM 12:40

2時間ほど登ると見晴らしが良くなってきます。燧ヶ岳の山頂も見えるようになってきました。

尾瀬沼が下に見えます。
燧ヶ岳山頂が見えてきた
尾瀬ヶ原方面。正面に写っているのは至仏山

山頂へ近づくにつれ遮るものがなくなり、眺望も良くなってきました。

燧ヶ岳山頂より尾瀬沼を望む

PM 13:25 燧ヶ岳(爼嵓)山頂

この日は天気予報通り素晴らしい天気になりました。

尾瀬ヶ原方面
燧ヶ岳(爼嵓)山頂の祠

山頂からの眺めは360度の大パノラマが楽しめます。しばらく景色を満喫した後、強風で寒かったので名残惜しいですが下山することにしました。

最高の天気に最高の景色。来て良かった!

左へ行くと尾瀬沼ビジターセンター。右は沼尻、尾瀬ヶ原方面

PM 15:44 尾瀬沼北岸分岐

長英新道への入り口まで戻ってきました。

ビジターセンターで荷物を受け取った後、テント場の受付を済ませテントを設営。

その後は暮れ行く尾瀬沼周辺を散策しつつ写真撮影。

尾瀬沼付近も秋の風景

尾瀬沼周辺の木々はすでに葉が落ちてしまったものもありましたが、まだこの時期でも紅葉を楽しめます。

尾瀬沼から夕暮れの燧ヶ岳を望む

この日はあまり人も多くなく、静かな尾瀬を堪能できました。

尾瀬沼に浮かぶ月と満天の星空

尾瀬沼の湖面に光る月と霧の幻想的な風景

夜、静まり返った尾瀬沼に月が沈もうとしていました。湖面に反射する月明かりと星空が幻想的な風景を描き出していました。

月が沈んだ後は満天の星空が広がります。同じように星空を狙うカメラマンが2~3人いました。しかし、この時期の尾瀬は真冬の寒さ。氷点下まで下がるので外にいるだけで体が冷えてきます。何ショットか撮った後テントに戻り眠りにつきました。

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