屋久島 白谷雲水峡〜荒川登山口トレッキング。太鼓岩は絶景!

屋久島2日目は縄文杉へ、3日目は白谷雲水峡に行く事にしました。縄文杉登山なら安房からのアクセスが良いのですが、白谷雲水峡は宮之浦方面から登山口まで行く事になります。安房から宮之浦までは路線バスで行く事ができますが、本数も少なく安房から朝一のバスで行ったとしても白谷雲水峡へ着くのは8:55分着になってしまいます。

真夏の暑い時期の山行はできれば避けたい、朝の涼しいうちに行動したいと思っていた僕はあることを思いつきました。それは….

「荒川登山口から入って白谷雲水峡に抜けるルートで行けば、朝6時から歩き出せる」ということに気がついたのです。縄文杉までのルートの途中に白谷雲水峡へ行く分かれ道があることは読図の時点で把握していました。合同庁舎前のバスの時刻をネットで調べるとまつばんだ交通のバスが5時過ぎに来るようでした。ところが翌朝想定外のトラブルが起こるのです。

バスが来ない!運行本数が変わっていた!

まだ薄暗い朝の4時50分くらいに宿を出て、バスに乗るべく合同庁舎前まで歩いて行きます。そしてバス停まで来て時刻表を見ると…あれ?昨日見た時刻のバスが無い?

嫌な予感がしました。もしやと思ってネット上の時刻表(PDF)と見比べてみるとバスの時間が違う!ネット上に上がっていた時刻表は今年の4月時点のものだったのですが、最新の時刻表はバスの本数が変わっていて5時台のバスが無くなっていたのです。屋久杉自然館からの登山バスは朝は5時から30分おきに出ていて、6時が行きのバスの最終です。それまでに屋久杉自然館に付けなければ登山バスに乗れなくなってしまいます。どーしようと血の気が一瞬ひきましたが、気を取り直して他の方法が無いかあれこれ考えます。

歩いていくか?…でも重い荷物をもって屋久杉自然館までいくとなると大変だぞ?…時間も歩きだと1時間近くかかるらしいし、かといって他に方法はタクシーくらいしか無いよなぁ…。

この後6時までに着く屋久杉自然館行きのバスはありません。本当にこのときは途方に暮れました。僕のようにならないように、路線バスを利用する方はバスの時刻はちゃんと最新のものを確認しましょうね。屋久島には屋久島交通とまつばんだ交通という2つのバス会社があって、それぞれ時刻表が別になっているので気をつけて下さい。

安房から白谷雲水峡へバスで向かう

結局安房から路線バスで宮之浦まで出て白谷雲水峡へ行く事にしました。そして荒川登山口まで歩いて行き、帰りは荒川登山口からの登山バスに乗ればバスのチケットも無駄になりません。当初予定していたのとは逆ルートになりましたが気を取り直して向かいます。

安房から宮之浦まではバスでおよそ35分ほどです。白谷雲水峡へ行く場合は宮之浦のバス停までは行かず「小原町」のバス停で乗り換える事になります。屋久島のバスは車内で高額紙幣を両替することができませんので、事前に小銭や千円札を準備しておくようにしましょう。ちなみに宮之浦から白谷雲水峡までタクシーで行く場合は2800円くらいかかります。

白谷雲水峡は家族向け

前日の縄文杉とは違い白谷雲水峡は家族連れで来ている方が多くいました。小学生くらいのお子さんを連れている方もちらほら。実際に歩いてみると入り口から途中の分岐までは道が奇麗に整備されており、スニーカーなどでも十分散策できます。その先に行くと多少道が険しくなりますが、ルートも短いので家族でトレッキングするには良さそうです。

途中の分岐で原生林歩道と楠川歩道という2つのルートに分岐するのですが、原生林歩道は距離も長く険しいので楽したい方は楠川歩道を歩くのが良いと思います。

一般的なルートは入り口から白谷小屋まで行き、そこからさらに辻峠まで行って戻ってくるというもの。およそ4時間くらいのコースです。名前のついている屋久杉の大木も数多く見られますし、白谷小屋の先にある「苔むす森」は一面緑の苔に覆われた風景が楽しめます。

屋久島の大自然を一望できる太鼓岩!

辻峠まで来ると付近でお昼ご飯を食べている方が多く居ました。多くの方はここから折り返して戻るルートになります。辻峠からはかなり急勾配の険しい山道ですが太鼓岩という絶景が見えるポイントまで登る事ができます。この日は雨が降ったり止んだりの天気だったのですが、思い切って登ってみると….

360度見渡す屋久島の絶景に言葉が出ませんでした。ちょうど晴れ間がのぞいて雲の隙間から青空も見え、夏の陽光が屋久島の森に差し込む様は神々しいものがありました。太鼓岩まではちょっと登るのが大変ですが、苦労して登るだけの価値はあると思いますので余力のある方は是非登ってみて下さい。

楠川分かれまでひたすら歩く

太鼓岩を降りて来てから一休みして、昨日歩いた縄文杉ルートへ出るため楠川歩道をさらに歩いて行きます。多くの人は辻峠から引き返してしまうので、ここから先は本当に静かな森を一人で歩いて行く事になります。時折逆方向から白谷雲水峡へ抜ける人とすれ違いましたがそれも3、4人くらいでした。約1時間ほど歩いて楠川分かれに到着をしました。

安房に宿泊している人は白谷雲水峡〜荒川口ルートも検討する価値あり

前日と同じ道を歩いて昨日とほぼ同じ時刻、14時半に荒川登山口に到着をしました。僕のように安房に泊まっている人はこのルートで行くと帰りは登山バスで帰って来れるので楽ですね。楠川分かれまでの道もそれほど険しくはないので、縄文杉を往復出来る人であれば十分歩けるコースだと思います。ただし、辻峠から楠川分かれまでルートは人があまり通らないので迷わないように気をつける必要があります。地図、コンパスは必ず持って行くようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です