[秩父] 想定外の雪山登山 3月の武甲山は真っ白け

登山

遡ること2016年の年始。Facebook上で大学時代の友人のS氏が「山に行きたい〜」と呟いていたので、速攻で拉致して声をかけて3月に二人で登山に行くことになりました。S氏は登山初心者。埼玉に住んでいるので、最初は近場の山ということで前々から自分も登ってみたかった秩父の名峰「武甲山」に行くことになりました。前々日の天気予報は晴れ、前日も曇り時々晴れ。「天気は大丈夫そうだな〜」と思っていたらまさかの…

秩父で待ち合わせ

2016年3月12日

まだ暗い早朝に自宅を出発して埼玉に向かいます。待ち合わせ場所は皆野町。待ち合わせ時間の8時に皆野町に到着しS氏と合流。そのままS氏を乗せて車で武甲山の登山口に向かいます。

AM8:51 @武甲山登山口

皆野町や横瀬町を車で走っている時は時折青空も見えていて、これなら天気も問題なさそうだなと思っていたのですが…。武甲山に近づくに連れて山の上の方は雲がかかり怪しい天候に。そして登山口の駐車場についた時にはチラチラと真っ白い雪が降っていました。武甲山の登山口駐車場までの道はすれ違いが困難な狭い場所もあるので注意が必要です。

電車で来る場合は横瀬駅で降りて延々(1時間くらい?)登山口まで歩かなければなりません。バスは無いのでタクシーかマイカーの利用をおすすめします。

雪がちらつく中での武甲山登山スタート

既に時刻は9時になろうかという時間に登山口駐車場に到着しました。幸い駐車場付近はほとんど積もっていません。これなら大丈夫だろうとたかをくくっていました。

ザックを取り出し、靴紐を結び直して準備完了。さっそく登り始めます。

登山道は良く整備されています。雪が薄っすらと積もっていました。

薄っすらと….。

薄っすらと……..!?
暫く登って行くと明らかに雪がさっきよりも積もっているような…気のせいか?いや気のせいじゃないね〜。

雪が積もった風景も風情があって綺麗です。

暫く行くと小さな沢から流れる滝がありました。

あきらかに雪がふかくなってる〜!(笑)

大杉の広場到着

ノンストップで歩いてきて「大杉の広場」まで来ました。ここが約半分、中間地点です。大きな杉の木があります。

積雪もさっきよりだいぶ積もっています。ここから約50分で頂上です。

木々の枝に雪が付着し、白い枝がとても綺麗でした。

なかなか良いですね〜。こういう景色を見れたのも雪のおかげ。

防寒対策は完璧にして行ったのですが、この日の気温は氷点下近く。かなり寒かったです。

普通の登山道でも雪が降るとまた違った表情になりますね。

凍りつく木々。写真をとりまくりました(笑)


頂上までもう少し。前を行くS氏。

こんな素晴らしい景色が埼玉で見られるとは…。雪は想定外だったけど、この景色も想定外w

武甲山山頂付近の標識。もう少しで頂上です。

頂上にある神社。鳥居も建物も立派です。歴史を感じさせますね。

神社脇からさらに頂上へ続く道があるので登っていきます。

武甲山は石灰の採掘場でもあるので、山半分が削られて昔とだいぶ山様も変わってきているそうです。この先は晴れていれば採掘現場が見えるらしい。

武甲山山頂に到着!

AM10:55 山頂到着

ほぼコースタイム通り。2時間弱で武甲山山頂に到着です。標高は1304m。筑波山よりも高いですね。ここから秩父の街並みが一望….

できませんでしたorz 真っ白け〜でなにも見えない〜〜〜〜!!!

まぁ、雪降っている時点で眺望は半ばあきらめてはいました。晴れている日にまた登りたいですね。

一応記念撮影w

山頂付近の休憩場所でお湯を沸かして昼ごはんを食べます。温かいコーンスープが冷えたからだに染み渡ります。

昼ごはんを食べてから下山開始。

駐車場近くにイワナの飼育をしている場所がありました。

横瀬町のゆるきゃら「ブコーさん」なかなかユニークな出で立ちですねw

登山口にはこのような看板があります。大持山→小持山からの縦走もできるみたいですね。

登山口駐車場に帰還

PM13:09 登山口駐車場到着

帰りは1時間20分くらいで降りてきました。駐車場付近に雪はほとんど溶けて消えていました。

駐車場の入り口にある石鳥居。こここ両側にいる狛犬?がリアルで怖い(笑)

武甲温泉で疲れを癒やす

PM13:30 武甲温泉到着

車で20分ほど行った場所にある「武甲温泉」へ行きました。

料金は土日祝日は800円。入館時に払います。

名産のそばやうどんなど食事もできます。

雰囲気的にレトロな昭和を感じさせるようなところもあり良い温泉でした。

武甲山登山まとめ

いや〜、一時はどうなることやらと思いましたが、無事に登って帰ることができました。3月の秩父といえども雪山になる事があるので注意して登る必要がありますね。麓は降ってなくても山の上は雪が積もっていることがあるので、防寒対策や装備はしっかりとしていきましょう。

武甲山は「いつか晴れの日にリベンジしに行くぞ〜」と心に誓い帰途についたのでした。

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